2009年4月22日水曜日

■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納(43)

第43番 明石寺{愛媛県}
区間距離 :   10.8km
累計距離 :  714.2km

(1)お遍路
2009・3・20
徳バスツアー

(2)ウオーキング
2007・8・28
①北秋田市11.0km 

(3)目的のお寺概要


大きな杉に囲まれた仁王門、修験道の行場で「本関所」と敬われた。
明石寺







乙女の姿に変えた千手観音菩薩が、深夜願をかけて大きな石を運んできた。夜が明けて太陽が昇るとお留は驚いて姿を消した。
空海のお言葉は
「本来空」を選びました。








(4)奉納札の内容
表 : 第四三番 明石寺
裏 : 本来空(ほんらいくう)
出典:空海書・(与本国使請共帰啓)「三字熟語字典」
作品:青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り
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「本来空」
仏教書の解説

一切の事物・現象は本来空で固定した姿をもたないこと。







(5)巡堂のまごころ解釈
 人間は形にとらわれているから・・・たとえば、波にだけ、風にだけかかわっているから、大海が分からない、大気を知らない。生の全面をつかんでいないから、生の本質が分からない、死の世界が見えない。
 生は、実は無に立った有であり、空に即した色である。 それで死といっても、一般普通に思われているように、死んでなくなるのではない。仮になくなったように見えるだけである。もちろん肉体はもとの形ではなくなる。土にかえり、水にもどり、いろいろな元素に還元されるけれども、形がしばりから解けて、もとあった如く帰ったのである。
(丸山敏雄著作参照)
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