2009年4月21日火曜日

■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納(50)

第50番 繁多寺{愛媛県}
区間距離 :   1.6km
累計距離 : 831.9km

(1)お遍路
2009・3・20
徳バスツアー

(2)ウオーキング
2007・9・11
①北秋田市3.0km 

(3)目的のお寺概要


松山市内の瀬戸内を一望する高台にある
繁多寺








境内は広く、裏山に杉・ヒノキなどの大木が茂って静かなたたずまいです。
空海のお言葉は
「居処寂静」を選びました





(4)奉納札の内容
表 : 第五十番 繁多寺
裏 : 居処寂静(こしょじゃくじょう)
出典:空海書・(三十帖策子)「空海 色紙 揮ごう宝典」
作品:青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り
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「居処寂静」
仏教書の解説

寂静に住すること。









(5)巡堂のまごころ解釈
 本当に寂静に住するためには、死の超克が必要である。
 生死とは幽玄両界の方向の違いだけである。生まれることが喜びであれば、死ぬることもまた喜びでなければならない。天地の道理。これが分かることを死の超克、死生の脱却という。
 このため古の聖者たちは、一生をささげて難行をつんだ。そして見事に突破して大道を得たのである。これを悟り、解脱という。ここには縁に恵まれた人々が、苦心努力の結果、ついに至り得る境地であり、心静かに住することができる境地である。
(丸山敏雄著作参照)
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