2009年4月3日金曜日

■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納(87)

第87番 長尾寺{香川県}
区間距離 :    7.0km
累計距離 :1,145.5km
(1)お遍路太字
 2009・3・25
 徳バスツアー 

(2)ウオーキング(バーチャルお遍路)
 2007・11・12
 ①秋田市 4.0km ②北秋田市4.0km 


(3)お寺概要

行基開設、藩主松平頼重公が天台宗に。
元寇の犠牲者を供養した仁王門前の経堂
長尾寺







般若心経は「照見五蘊皆空・・・・ 不増不減・・・」

空海のお言葉は
「五蘊皆空」を選びました







(4)刻字奉納札の内容
表 : 第八七番 長尾寺
裏 : 五蘊皆空(ごうおんかいくう)
出典:空海書(三十帳策子)「空海 色紙揮毫宝典」
作品:青森ヒバ 70*30*12 表(船底彫り) 裏(薬研彫り)
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「五蘊皆空」

仏教書の解説
我々の身体は五蘊よりなるもので、定まった本体がなく無我であることをいう。
(これでは納得できませんね)







(5)巡堂のまごころ解釈
 生は大海の波に当たる、空中の風に相当する。水蒸気の凝って雲となったもの、あるように見える所にあるのではなくて、実はないところにほんとうのものがある。あるのは仮のもの、ないのが実のものである。生は実は「無」にたった「有」であり、「空」に即した「色」である。
 それで、死といっても、一般普通に思われているように、死んでなくなるのではない。仮になくなったように見えるだけである。もちろん肉体はもとの姿ではなくなる。土にかえり、水にもどり、いろいろな元素に還元されるけれども、形がしばりから解けて、もとあった如くに帰ったのである。
(丸山敏雄著作参照)

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