2009年4月17日金曜日

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(66)

第66番 雲辺寺{香川県}
区間距離 : 20.3km
累計距離 : 1,014.0km

(1)お遍路太字
 2009・3・23
 徳バスツアー 

(2)ウオーキング(バーチャルお遍路)
 2007・10・14~15
①秋田市13.0km ②北秋田市2.5km  ③秋田市5.0km

(3)お寺概要


涅槃の道場の入口は四国八十八カ所中最も高い場所(911m)
雲辺寺







最も天に近いお寺、観音様が霧の中で時々見え隠れ!!
空海のお言葉は
「天如水」を選びました










(4)刻字奉納札の内容
表 : 第六六番 雲辺寺
裏 : 天如水(てんみずのごとし)
出典:空海書(不明)「三字名句墨場必携」
作品:青森ヒバ 70*30*12 表(船底彫り) 裏(薬研彫り)
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「天如水」
仏教書の解説
水には神のような五つの特性がある。










(5)巡堂のまごころ解釈
 水の三つの状態、気体・液体・固体の変化は、形にとらわれているからわからない。生の全面をつかんでいないから、生の本スツがわからない。死の世界が見えない。
 生は実は「無」にたった「有」であり、「空」に即した「色」である。それで死といっても、一般普通に思われているように、死んでなくなるのではない。仮になくなったように見えるだけである。もちろん肉体はもとの姿ではなくなる。土にかえり、水にもどり、いろいろな元素に還元されるけれども、形がしばりから解けて、もとあったごとくに帰ったのである。
(丸山敏雄著作・参照)
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