2009年4月27日月曜日

■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納(20)

第20番 鶴林寺{徳島県}
区間距離 :    14.0km
累計距離 :   120.1km

(1)お遍路
2009・3・17
徳バスツアー

(2)ウオーキング
2007・6・5~7
①秋田市9.0km   ②北秋田市5.0km 

(3)目的のお寺概要


美しい名前のお寺、でも遍路ころがしの難所
鶴林寺








お大師が修行中、庭の鶴が黄金の小さな地蔵菩薩を抱いて守っていた。
空海のお言葉は
「仰頼救我」を選びました。





(4)奉納札の内容
表 : 第二十番  鶴林寺
裏 : 仰頼救我(ごうらいぐが)
出典:空海書・(三十帖策子)「空海 色紙揮ごう宝典」
作品:青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り
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「仰頼救我」
仏教書の解説

我を救いたまえ、といって仏に頼むこと。








(5)巡堂のまごころ解釈
 人が恐れ嫌うのは苦難である。病気、災難、貧苦・・・。「我を救いたまえ」仏に頼みたいですね。でも、自分で切り開くことができるのです。
 苦難は、生活の不自然さ、心のゆがみの映った危険信号であり、ここに幸福に入る門があるのです。苦難の原因になっている生活のあやまり、心の不自然さ(利己心のこと)を取り去ると、かつ然と幸福の天地が開けてきます。
 幸福に入る門は、狭い、入りにくい、また苦しい、痛い、みにくい。にっこり笑って、エイと一声・・・かけ声勇ましく、固い扉を押し開こう。その奥には光明、歓喜の世界がまっているのです。
(丸山敏雄著作参照)
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