2009年4月19日日曜日

■四国八十八カ所・空海のことば刻字奉納(57)

第57番 栄福寺{愛媛県}
区間距離 :  3.0km
累計距離 : 891.1km

(1)お遍路
2009・3・21
徳バスツアー

(2)ウオーキング
2007・9・20
①高野山  3.0km

(3)目的のお寺概要


今治市内にあり瀬戸内海の海上安全祈願所
栄福寺








瀬戸内海の平穏を祈り、大護摩を修したら、阿弥陀如来が出現。
空海のお言葉は
「安諦」を選びました










(4)奉納札の内容
表 : 第五七番 栄福寺
裏 : 安諦(あんたい)
出典:空海書・(灌頂記・破体心経)「空海 色紙 揮ごう宝典」
作品:青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り
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「安諦」
仏教書の解説

心を落ち着けて、安らかなこと。
安らかに静まっていること。








(5)巡堂のまごころ解釈
 本当に安諦を求めるには、死の超克が必要である。
 生死とは幽玄両界の方向の違いだけである。生まれることが喜びであれば、死ぬることもまた喜びでなければならない。天地の道理。これが分かることを死の超克といいい、死生の脱却という。
 このため古の聖者たちは、一生を捧げて難行をつんだ、そして見事突破して大道をえた。これが「さとり」という。ここには、縁に恵まれた人々が苦心努力の結果、ついに到り得る境地であり、安らかに静まることができる境地である。
(丸山敏雄著作参照)
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