2009年4月12日日曜日

■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納(73)

第73番 出釈迦寺{香川県}
区間距離 :     0.4km
累計距離 : 1,055.8km
(1)お遍路太字
 2009・3・23
 徳バスツアー 

(2)ウオーキング(バーチャルお遍路)
 2007・10・27
①由利本荘市1.5km 

(3)お寺概要



お大師が釈迦如来に会う願をかけ、山頂から身を投げた伝説の
出釈迦寺











お大師が決死の修行の捨身ケ岳禅定
空海のお言葉は
「回心向大」を選びました










(4)刻字奉納札の内容
表 : 第七三番 出釈迦寺
裏 : 回心向大(えしんこうだい)
出典:空海書(三十帳策子)「空海 色紙揮毫宝典」
作品:青森ヒバ 70*30*12 表(船底彫り) 裏(薬研彫り)
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「回心向大」

仏教書の解説
自分だけのさとりを心にかける小乗の心をひるがえして、大乗に心を向けることをいう。








(5)巡堂のまごころ解釈
 人は生まれ変わらなければ真実の人生を歩めない。宮本武蔵は悪ガキの「タケゾウ」から、、あの宮本武蔵に生まれ変わったのである。この生まれ変わりを回心た転換(コンバージョン)という。
 この転換にはきっかけが必要である。物事を成し遂げるとき、どうしても出来ない事がある。行くも帰るもにっちもさっちも行かなくなる。こうした一生に二度と出会うことのない大窮地に陥った時こそ、読経の見せどころである。一切を投げうって捨ててしまう。地位も名誉も、生命も、この時である、古今独歩の妙手が生まれ、誠に思いもよらぬ好結果が突如として現れる。いわゆる奇跡が起こるのである。
(中村天風及び丸山敏雄著作参照)
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