2009年4月28日火曜日

■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納(10)

第10番 切畑寺{徳島県}
区間距離 :    3.8km
累計距離 :   27.4km

(1)お遍路
2009・3・15
徳バスツアー

(2)ウオーキング
2007・5・15
①鹿角市3.8km 

(3)目的のお寺概要


疲れた体にこたえる333段の石段が待つ
切畑寺











お大師は、機を織る貧しい娘に出会う。所望すると娘は惜しげもなく布を切って差し上げた。娘は「両親の菩提を弔うため観音菩薩が欲しい」と。像を彫り、お寺を建てて納めるとともに、娘に得度灌頂を授けると、娘は千手観音に即身成仏した。
空海のお言葉は
「灌頂智蔵」を」選びました。






太字
(4)奉納札の内容
表 : 第十番 切畑寺
裏 : 灌頂智蔵(がんちょうちぞう)
出典:空海書・(灌頂記)「空海 色紙 揮ごう宝典」
作品:青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り
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「灌頂智蔵」
仏教書の解説

灌頂は頭に水をかける儀式のこと。仏が衆生に恵み漑ぐ真実なる智恵をいう。






(5)巡堂のまごころ解釈
 我々をとりまく大自然は無尽蔵の蔵である。 古人は言った、「万象是我師」と。まじめに師事して尋ねる人には、正しく答えてくれる。昔の人は天を父、地を母とよんだ。父母はその子の求めには、何物をも惜しまず与える。与えられぬのは、まごころからそれを求めないからである。
この求め方を教えるのは、古の哲人であり、今の学者であり、これを伝えたのが本である。
「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は本を師とす。」
(丸山敏雄著作参照)

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