2009年4月24日金曜日

■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納(34)

第34番 種間寺{高知県}
区間距離 :   6.5km
累計距離 : 368.1km

(1)お遍路
2009・3・18
徳バスツアー

(2)ウオーキング
2007・7・16
①秋田市6.5km  

(3)目的のお寺概要


安産祈願と中国留学の事跡のお寺
種間寺













お大師は、中国の仏師たちが大陸から持ち帰った、米や麦、粟などの五穀の種を播いた。
空海のお言葉は
「五種般若」を選びました。








(4)奉納札の内容
表 : 第三四番 種間寺
裏 : 五種般若(ごしゅはんにゃ)
出典:空海書・(金剛般若経開題)「空海 色紙 揮ごう宝典」
作品:青森ヒバ  70*350*12 (裏)薬研彫り
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「五種般若」
仏教書の解説

さとりを得る智恵(般若)を実相・観照・文字・境界・けんぞくの五種にわけたもの。







5)巡堂のまごころ解釈
 般若心経はいろいろな人が訳しておりますが、どれを読んでもなかなか納得できませんね。それだけ深いと言えばそのとおりですが、「五種不翻」というのがあります。
 般若心経は長い間、翻訳してはならないとされててきた。もともとサンスクリットを表意文字の漢語にするだけでも無理があるのに、さらに日本語にしたのでは本来の意味が損なわれてしまう。翻訳してはならない五つの理由とは①機密性の故 ②多含性の故 ③地域性の故 ④古に準ずるが故 ⑤尊重の故  です。


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