2009年4月3日金曜日

■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納(80)

第80番 国分寺{香川県}
区間距離 :     6.8km
累計距離 : 1,085.4km
(1)お遍路太字
 2009・3・24
 徳バスツアー 

(2)ウオーキング(バーチャルお遍路)
 2007・11・5
 ①秋田市4.0km ②北秋田市4.0km

(3)お寺概要

巨大な松の木が生える参道。
お寺全体が国の特別史跡の
香川県 国分寺







創建時の七重の塔の礎石跡、金堂あとの礎石は整然と松林に並ぶ。
空海のお言葉は
「現等覚」を選びました






(4)刻字奉納
札の内容
表 : 第八十番 国分寺
裏 : 現等覚(げんとうがく) 
典:空海書(三十帳策子)「空海 色紙揮毫宝典」
作品:青森ヒバ 70*30*12 表(船底彫り) 裏(薬研彫り)
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「現等覚」

仏教書の解説
ものをあるがままに、そのままみるさとり。正しく完全なさとり。








(5)巡堂のまごころ解釈
 大自然は宇宙の法則に従って、一分一秒のくるいもなく、めぐり動いています。
 そうした中に、人間社会だけは、富貴、貴賤、上下の差別があり、健康な人、虚弱な人、賢い人、愚かな人。そして国の興亡があり、文化の波があります。
 これはどうしたわけでしょう。それは人間に限って、勝手気まま、わがままをすることができるからです。なまけることも、勉強することも、喜ぶことも、怒ることも、勝手であるからです。それをなくすためには、「すなお(まごころ)」な心を持ち続けることです。
(丸山敏雄著作参照)

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