■四国八十八ケ所・空海のことば刻字奉納（４９）

第４９番　浄土寺{愛媛県}

区間距離　：　　　３．１ｋｍ

累計距離　：　８３０．３ｋｍ

（１）お遍路

２００９・３・２０

徳バスツアー

（２）ウオーキング

２００７・９・１０

①北秋田市３．０ｋｍ　

（３）目的のお寺概要

空也上人ゆかりのお寺

浄土寺

空也上人は滞在中、道を開き箸を架け、踊りと念仏で仏教を広めた。

空海の言葉は

「有楽作意」を選びました。

（４）奉納札の内容

表　：　第四九番　浄土寺

裏　：　有楽作意（うらくさい）

出典：空海書・（三十帖策子）「空海　色紙　揮ごう宝典」

作品：青森ヒバ　　７０＊３５０＊１２　（裏）薬研彫り

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「有楽作意」

仏教書の解説

愛し楽しもうとする意を起こすこと。

（５）巡堂のまごころ解釈

　般若心経も言葉で解釈しようとしますが、五種不翻で訳しても意味が損なわれる。特に「ギャテーギャテー・・・」は解釈はできません。なぜなら真言（マントラ）だからです。

　空海は「真言（マントラ）は不思議なり、観誦（かんじょう）すれば無明を解く」と語る。観誦とは心をそこに集中して、口に唱えること。そうすれば仏の真実の世界がその身に現れる。（三密加持）

　つまり余計な議論から離れて、写経でも読経でもとにかく実践するしかない、と教える。空也上人の念仏踊りもこのことなのですね。

（「空海と真言宗」より）

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