2008年7月19日土曜日

■白隠シリーズ-4【金毘羅山大権現】

作品:金毘羅山大権現(こんぴらさんだいごんげん)

解説:金毘羅は、もとは薬師十二神将の一人である金毘羅神将、武装し憤怒相をする護法神である。日本では大物主神がその垂迹とされ、さらにf権現として信仰され、海上交通の守り神として信仰されてきた。江戸時代後期には四国の金毘羅宮に詣でる金毘羅参りが盛んになった。
白隠は多くの場合、「秋葉山大権現」と「金毘羅山大権現」を対幅で書いている。白隠はこの二つの神号は火伏せなどという個別の利益を超えた、いっさいの災難を除き、いっさいの福をもたらすという、「スーパーお守り」意味を持っていたのであり、修行のための究極の護法の守護神だったのである。
寸法: 1,200*350*30
材質:青森ヒバ技法:かまぼこ彫り
塗装:文字(漆) 表面(オイル仕上げ)

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