刻字作品【寿:養生訓】
解説
・昔中国の黄帝が、三七の二一日の間斎戒沐浴し、練丹(腹の練り方)の秘訣を、」黄成子に下問した。
黄成子は深く拝したてまつり、申し上げた。
練丹の要諦は氣を集めることに在り。
氣を集める要諦は心を凝らすに在り。
心を凝らせば、気海丹田の間に氣が集まる。
氣が集まれば、則ち丹田が成る。
丹田が成れば、則ち丹田が充実してくる。
丹田が充実してくれば、則ち神と一体となる。
神と一体になれば、則ちいのちが長し(寿)。
書家:白隠禅師
寸法:870*450*35
材質:ケヤキ
技法:かまぼこ彫り+薬研彫り
塗装刻字:水性塗料
塗装表面:オイルフイニッシユ
製作:平成12年11月
作者寸評:調和道丹田呼吸法をおこなっていますが、下腹丹田を鍛えることによって、丹田に気が集まって健康となる、さらには神と一体になれるというすごい極意が書かれています。呼吸もますます精進をしよう。
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