2012年9月5日水曜日

◆作品「ありがとう」とガーデン街道

「ありがとう」作品は明るい材料でしたが、今回埋れ木で黒い作品となりました。
おかげで北海道の新しい面と接することができました。



1,作品「ありがとう」




























寸法 : 400×600×35
材質 : 秋田杉の埋れ木
贈り先:北海道 新ひだか町のお馬さんに関係有る方に行きました。
おかげさまでサラブレッドと北海道ガーデン街道に接することができました。

2,北海道ガーデン街道

見たのは4,5,6,8でしたが感動し、今後の庭づくりの参考となりました。
六花の森、十勝千年の森・・・よかったね~























3,仕掛け人は誰か

北海道ガーデン街道には観光バスが連なって押し寄せていました。今の時代に・・・とただただ感心してきました。ガーデン街道の仕掛け人は誰だろう・・と調べました。
やはり、十勝千年の森でした!!

今年のフォーラムでは、「北海道ガーデン街道」の仕掛け人であり、あの帯広の「十勝先年の森」を運営する(有)ランラン・ファーム代表の林克彦さんが講演をされました。  





















4,十勝千年の森とは(HPより)

未来へ遺(のこ)す、未来に引き継ぐ

私たち人類は今日まで、ときに自然の豊かな恩恵にあずかり、ときに自然と対峙し、歴史を刻み続けて紀元2000 年の時代を迎えました。私たちは、より速く、より大きく、より大量にと効率を優先して歩みを進めてきました。
 このようなライフスタイルは、周囲の身近な自然環境にダメージを与え、今や温暖化など地球規模の環境問題を招いています。
私たちはどこに向かっているのでしょうか。
これまでのように、目の前の事象にとらわれて人類がその寿命として与えられた非常に短い時間の中で判断することは、もう止めるときではないでしょうか。1000 年という単位で時間が流れる森の視点から物事をとらえ、本質にきちんと向き合うべき時ではないでしょうか。
自然と真に共生していくためには、森という自然の営みの側面から物事を考えることが、その一歩を踏み出すことにつながります。
十勝千年の森は、環境貢献活動「カーボン・ オフセット( 炭素の相殺)」を起源に、森、庭、 農、アート、食と、さまざまな手段をもって、人が自然と触れ合える機会を創出しています。
100年後の未来へ遺(のこ)し、引き継ぐ大切な財産として、
この森を育てています。

作品「和・寿」

刻字作品が完成しお届けします。



1,作品「和」

ケヤキ材に彫った大ぶりの文字で「和」



























2,解説

作 品 解 説
作品名 「和」


書家:現代中国人書家 漢民氏
書評:中国人らしい太字の力強い書

寸法:335×500×27
材質:ケヤキ   
技法:かまぼこ彫り
塗装:オイル仕上げ

解説:仲良くすること。お互いに相手を大切にし協力し合うこと。
  調和がとれていること。

3,作品「寿」





























4,贈り先

お世話になっている
田舎の千葉さんに贈ります。

◆作品「うつくしいものを」

刻字作品「うつくしいものを・・・」が素晴らしいものに仕上がりました!





1,仕上がりの作品

ご存知、あいだみつをさんの書ですね。
刻字作品にしました。全体が白っぽく、淡い感じに仕上がりました。
贈り先は、美しさをつくる、そしてご本人はもちろん美しいエステの先生です。本人がこの書を希望でした。
作品は、本人をイメージして色使いを考えました。
昨日、Iさんにお渡ししました・・・感動いっぱい、喜んで頂きました!!


























2,文字の色

私の今までの作品と違うのは、文字部分に白が入って、全体が淡い仕上げとなっていることです。
結果的にこうなったのを生かしたもので、技術的な怪我の功名というのでもあります!
























3,額縁も合わせて

材料は「シナ合板」です。大きな面がとれて、薄く、軽いものですから、あいだみつをさんの作品にはうってつけです。ただ、コーナーをどうするか?今までの作品は額縁を特注で購入していましたが高いものですからね! 淡い作品に合わせて自分で仕上げました。盛り上げ剤を使って少し質感を出し、色はシルバーとしました。



4,縁取り

赤い縁取りも試行錯誤でした。
3mmの溝を彫っています。そのままにしようとしましたが、やっぱり色を入れることにしました。
魔女どのと試行錯誤の結果、この赤いヒモを埋め込むことでまとまりました。、

◆作品「持続可能システム」

持続可能システムの刻字作品を彫りました。何のことでしょう?

1,持続可能とはロハス
ロハスこざくらの丘にはロハスの定義が飾られています。
「健康と環境を大切に、友人仲間と心豊かに暮らす」です。この環境の中にLOHASのSつまり、
Sustainabilityサステイナビリテイ、持続可能が含まれています。

2,考ガエル君のところか?

この刻字作品はどこがふさわしいか。考ガエル君のところで、考え続けましょうか?
【藤原直哉さんから引用】
持続可能性の高い世の中というのは決してエネルギーのことだけではない。今の経済体制そのものが持続不可能、破局を回避できない性質を初めから持っている。今のグローバリゼーションの体制など20年で破局寸前まで来てしまった。20世紀のソ連の社会主義は70年しか続かなかった。そう見てくると今の右か左かの経済思想の中にも破局を回避できる経済の運営の答えはなさそうだった。





3,希望ガエル君か
【藤原さん】
実は政治や経済の基本は太古から何も変わっていない。人々の衣食住を、第1次産業を基礎に2次産業、3次産業を重ね合わせて発展させていくことだ。世の中のほとんどの人はその一生を都市や農村のなかで過ごす。だから都市や農村にそこに住む人たちを十分に吸収して、なおかつ地場産業や特産物として国内外に強みを発揮できる製品を作り出せる産業基盤を創る、それが本当の答えだ。



















4,森の親分か

【藤原さん】
日本に置いて破局を回避できる体制、持続可能な体制を創るには市場原理主義、行きすぎた自由貿易、グローバリゼーション、第1次産業の丸ごと外国頼みの振り子を、地域ごとの産業基盤の確立の方へ戻さないといけない。それに伴って政治や生活の体制も変えていかないとならない。
・日本の場合、これだけ衰退した地域を再生しようと頑張っている人たちが地域にいる。また本物の競争力を持った中小零細企業、個人事業主、そして個人も各分野でたくさんまだ国に留まって頑張っている。もちろんエネルギー、食糧のことを含めて日本の経済体制の再生は今バラバラになっているこういう人たちを破局を回避できる経済を再建するために集めてくるリーダーシップを整えることだ

◆夏の工房「こもれびテラス」

夏はこもれびテラス工房で刻字作品を制作します。




1,こもれびてらす工房

こもれびテラスの工房です。真夏の温度もここではひんやり!!
「考ガエル君」は隣で相変わらず考え事をしています。



















2、

ノミで仕上げをしています!

























3,案内看板

「毎月一日 オカリナ演奏」と彫っています



















4,うれしい工房作業です!