2014年10月27日月曜日

❏作品:ケヤキ丸お盆・寿絵文字完成

今年の大作「ケヤキ丸盆 寿絵文字」作品が完成し、寺内コミセンへ

1,完成

         作品名:ケヤキお盆「絵文字 寿」
         寸 法: 径580  厚さ45
         材 料: ケヤキ
         彫技法: かまぼこ彫り
         塗 装: 文字漆 全体 オイル


2,ケヤキの厚板から

四角なケヤキの板(暑さ4.5センチ)から、丸く切り抜き、
さらに お盆となるように切り下げているところです(これが7月15日)

3,いよいよ彫りです

お盆に仕上げて磨いて
これから彫ります・・・かまぼこ彫りで行きます(8月8日)

4,完成 コミセン祭りに展示

隣の「平常心」は10年前にHさんに送った作品
「癒」「希望」の小物も
寿のお盆は寺内コミセンに飾っていただきます

2014年9月4日木曜日

■あなたに蘇東坡の「希望」刻字作品を!

既に激動期のまっただ中・・・あなたに希望を差し上げます!


1、希望作品

蘇東坡の書・ケヤキの彫った「希望」作品

2、蘇東坡

中国北宋の詩人・政治家。四川省生。名は軾、字は子瞻、東坡は号。文人として世に知られる詩文を通じて、その作品の力強さは、人間愛の深さ、不屈意志、激しい正義感など、人間としての偉大さに発するといわれる。画は枯木・竹石・寒林を得意とし、書は若年王羲之晩年には顔眞卿を学んだ。政治家としては、いずれの党派に対しても常に批判的立場をとった。徽宗元年(康和3)歿、66才。
書家としても著名で、米芾黄庭堅蔡襄とともに宋の四大家と称される。蘇軾ははじめ二王(王羲之王献之)を学び、後に顔真卿楊凝式李邕を学んだ。代表作に、「赤壁賦」(せきへきのふ)・『黄州寒食詩巻』などがある。

3、ケヤキ
木目が美しく、磨くと著しい光沢を生じる。堅くて摩耗に強いので、家具建具等の指物に使われる。日本家屋建築用材としても古くから多用され、神社仏閣などにも用いられた。現在は高価となり、なかなか庶民の住宅には使えなくなっている。
伐採してから、乾燥し枯れるまでの間、右に左にと、大きく反っていくので、何年も寝かせないと使えない。特に大黒柱に大木を使った場合、家を動かすほど反ることがあるので大工泣かせの木材である。また、中心部の赤身といわれる部分が主に使われ、周囲の白太は捨てられるので、よほど太い原木でないと立派な柱は取れない。
古い材料です、年輪をうまく生かしています。
蘇東坡の書にふさわしい板材は、やはりケヤキです!!

4、希望は心の太陽である

夢が具体的な形状をとりつつある状態。夢が存在としてのエネルギーなら、
希望は活動を始めたプラズマ状態。

希望は心の太陽である。




作品はKさんに差し上げましたが、
あなたも心に「希望の太陽」を・・・




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2014年1月31日金曜日

❏作品:「金原先生書「癒」

この板に彫った・・・刻字作品「癒」

1,完成しました

木目が素晴らしい古材です
田舎にあったもので、ケヤキとずーーと思ってきたが
違うかもしれません。
何を彫るか・・十年以上もも温めて来た材料です

薄く、小さい板ですから裏に貼って額装できるようにしました



2,書家「金原 芳山」氏

素晴らしい現代の書家に出会いました

気の出る書道 金原芳山の作品」へお越しいただき、ありがとうございます
好きな古典は「木簡」です。
自由奔放で、伸び伸びとした線質、そして、わくわくする字の形。
強く、そしてあまり形にこだわらない性格を持った「木簡」が、私は大好きです。
見る人が、勇気と力を湧き出してもらえる作品を作りたいと願ってやみません。

3,Mさんに贈りました
お世話になっているMさんに贈りました
4,額縁屋さん
オーダーメイドの額縁屋さんが見つかりました刻字用にピッタリの額縁でした

2014年1月16日木曜日

❏看板制作「書道教室」

久しぶりの看板制作しました

1,書道教室の看板です

けやきの古材に彫ったものです
自然形の板を最大限に生かしました
寸法
950×250×12mm

2,彫る前の姿

書は書道の先生のものです
看板として掲げますので、バランスが難しかった
下部には割れもあるのでどこまで残すか
悩みながら彫りました

3,薬研彫り

刻字の方法は薬研彫りにしました
書のボリュウム感とか板との関係で
文字のギリギリの配置も絶妙でしょう!!
4,割れの処理

自然系の古材ですから端には割れもありました
「チギリ」=楔処理も施しました
ワンポイントアクセントにも!